Wi-Fi 6E って何?

Wi-Fi 6Eとは、Wi-Fi 6を拡張した無線通信の規格です。

簡単に言うと、使える周波数帯に6GHz帯が追加で使えるようになります。使える周波数帯が増えるという事は接続できる端末が大幅に増えて、通信速度も速くなります。

新しい周波数帯の為、干渉(混線)等がなくなりより快適な無線環境を利用する事が出来るようになります。

では、何故新周波数帯(6GHz)が追加されたのか?

これは既存の周波数隊では干渉や利用可能帯域幅が限界になってきているからです。
2.4GHz帯は電子レンジとかにも使われているので、干渉が酷いのでそもそも多数接続にも向きません。
5GHz帯については、現状利用可能な帯域を20のチャンネルに分割。これを複数束ねることで通信速度をアップさせています。その為、1つのアクセスポイントで多数の帯域を占有する事となり、他の近いアクセスポイントと競合・干渉してしまう状態となってしまっています。又、航空/気象レーダでも同様の周波数帯を使用しており、このレーダ波を感知すると一時的にその周波数帯の利用を停止しなければなりません。その他にも壁等の遮蔽物に弱く、減衰してしまうという欠点もあります。
つまり、周波数帯域が不足状態のため、新周波数帯域である6GHz帯の追加がされたという状態です。

利用可能な周波数帯について

5GHz帯は 5,150~5,725MHzの帯域が利用可能
6GHz帯は 5,925~7,125MHzの帯域が利用可能

但し、Wi-Fi 6Eに対応した機器(無線ルータ及び端末機器)を使用しないと当然利用出来ません。

最近は安価なWi-Fi 6E対応の無線ルータが各社から発売されているので、試せる環境は随分と整ってきた状態です。
これは、Wi-Fi 6E で使えるクライアント(端末)が増えて普及してきた為だと思われます。
今後、対応ルータや機器が増えて、極々一般的に利用されていくことになると思われます。

今後について

既に無線の規格としては新規格のWi-Fi 7 が決まっております。
これはWi-Fi 6の後継規格であり、より高速なデータ転送速度を提供することができます。
Wi-Fi 7は、Wi-Fi 6と比較して、より高速なデータ転送速度を提供することができ、最大30 Gbpsのデータ転送速度を提供することができます。
また、Wi-Fi 6と比較して、より多くのクライアント(機器)を同時に利用することができます。

弊社ではお客様のご利用に適したWi-Fi 6E(Wi-Fi 6)対応ルータをご提案致します。
お気軽にお問い合わせください。

Wi-Fi 6E(Wi-Fi 6)対応ルータ

いろいろなメーカーから対応製品が発売されており、今後も新製品がどんどん出てくる状況です。
最近では1万以下のWi-Fi 6E 対応ルータが発売されてきており、安価に導入が可能となっています。

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